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宮城県

 宮城県高野連と朝日新聞社は18日、第107回全国高校野球選手権宮城大会の詳細を発表した。6月26日に抽選会を行い、開会式は7月9日午前10時から楽天モバイルパーク宮城(仙台市宮城野区)である。日程が順調に進めば、決勝は同球場で28日午前10時開始の予定。

 県高野連に加盟する65校のうち62校55チームが参加する。59チームが出場した昨夏より4チーム減った。連合チームは「南三陸・宮城水産・涌谷・石巻北」「黒川・古川黎明・迫桜・中新田」「名取・仙台工」。岩ケ崎、石巻商、村田は部員不足のため出場しない。

 熱中症対策として、準決勝を除き、2試合の日は、試合開始時刻を例年より1時間早め、第1試合を午前9時、第2試合を午前11時半開始とする。開会式では、行進後の部員にペットボトル飲料を配り、座って待機させる。

 試合前日に熱中症特別警戒アラートが出されたら、全試合を順延とする。また、暑さ指数が28(厳重警戒、湿度60%の場合に気温31度が目安)以上で、守備の時間が15分を超える場合、守備側の給水時間を新たに設ける。審判員は白い帽子と靴の着用も許可する。

 学校単位の応援は、事前に応援する生徒数や責任者の連絡先などをまとめた応援実施計画書をつくり、県高野連に提出することや、バス1台を救護車として球場脇に配置させることを求める。

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